夢力

渡辺淳一さんのベストセラーに「鈍感力」ってのがあります。
小泉首相が内閣支持率に一喜一憂するな、鈍感力が大切などと発言したことでも有名になりました。

一時、「○○力」という造語が流行っていましたね。
そんな中に「夢力」っていう言葉がありました。
夢を見る力とでもいう意味でしょうか。

確か重松清さんの短編小説だったかな。
「もしも」について語られたものがありました。
内容はよく覚えていませんがこんなこと仰っていたと思います。

子供の頃は「もしも」は未来のことばかり。
しかも「もしも」がいっぱいあった。
子供に「もしも」がなくなれば随分つまらなく思えた。

しかし、だんだん大人になるにつれ、その「もしも」の後が続かない…と。

子供の頃の「もしも」に続くのはたぶん「夢」だったんでしょうね。
その夢の多くをパチン、パチンと風船がはじけるように失望にかえて人は大人になっていく。
だから大人の、「もしも」に続くものは夢の抜け殻である「後悔」。

もしもあの大学に合格していれば…
もしもあの会社に就職していれば…
もしもこの人と結婚していなければ…
もしもあの人と結婚していれば…なんてね。

やはり大人も夢を持とうではありませんか。
子供から夢力がないなんて言われる大人は、たぶん輝いてはいないと私はおもいます。

皆様の夢はなんですか?

私の夢?
それはナイショです(笑)
でもちゃんと持っていますよ。いつも心に。

さて、明日も頑張りましょう。
おやすみなさい。

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舞鶴赤レンガ倉庫群 プロジェクション・マッピング

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舞鶴の赤レンガ倉庫群でプロジェクション・マッピングが開催されました。

プロジェクション・マッピングとは投影される対象、今回の場合は赤レンガの建物にぴったり合うようにコンピューターグラフィックスなどの映像が映し出される芸術です。

舞鶴の港に夜の帳が降りると、古い赤レンガの建物に前衛的な動画が写しだされます。
様々な色の光が形を結び、流れ、消えてはまた現れる…
大きな建物いっぱいの映像が圧倒的な迫力で見る者を魅了しました。

このイベントは舞鶴の街おこしのイベントです。
古い建物にカフェを作ったりコンサートをしたり、いろいろな工夫で赤レンガの魅力を発信されています。

現在、京都市は大勢の観光客であふれかえっています。
それは多くの寺社仏閣があり、さほど努力をしなくても観光客が来ていただけているという一面があることは否定できません。
しかし、この舞鶴のように、そこに住まう人が努力し新しい魅力も発信していく姿勢を見習わないといけない。
そうしないと、いつか京都は飽きられてしまうのではないか、魂のこもった美しい映像を見てそんなことを思ったりしました。

昨夜は爽やかな海風とともに、美しいものを見ることができてとても幸せな時間でした。

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夕日

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米は八十八の手間をかけ大切に育てられると言います。

米という漢字を分解すると八十八になるからですが、機械化された今日でさえ、確かに多くの手間がかかります。

今日は朝は朝6時に起きて夜の7時まで、草刈りや草取り、刈った草の焼却等の作業をしてきました。

曇っていたのでまだ楽でしたが、やはり疲れました。

4月に植えた苗はすでに穂が膨らみ、もうすぐ黄金色になり頭を垂れます。

稲にも、ふらふらの私の体にも、夕日が降り注いでいました。

体の疲れとは反比例した満足感で夕日を眺めつつ、帰路についた私です。

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「スタバなう」 とつぶやく心理

以前、日経 BIZ GATEに トライバルメディアハウス 池田紀行氏が投稿された 
「なぜ人は「スタバなう」とつぶやくのか」はとても興味深く読むことができました。 

人は自分の位置をフェイスブックやツイッターでつぶやきます。 
なぜつぶやくのか? 

その理由の一つが 
誰かとつながっていることを確認したい、社会的欲求であるということ。 
核家族化が進み、近所付き合いしたくないとしてマンションが流行る時代、 
他人との接触が希薄になる半面で、特定の人とはいつもつながっていたい。 
位置情報をつぶやき、いいね!やコメントをもらうことで 
自分が誰かとつながっている確認をしたいのだと彼は言うのです。 

また二つ目の理由が 
共感を得て羨ましがられたい、自己承認欲求であるということ。 
単につながっているだけでなく共感や羨望してもらうとこで自己承認してもらいたいというもの。 
その例として「スタバなう」と「ドトールなう」のつぶやきを比較し、店舗数では後者が多いのに 
つぶやきは前者が数倍多いということを挙げています。 
つまり、大衆的なドトールでなく、ちょとおしゃれなスタバに身を置く自分のライフスタイルを伝え承認してもらいたいと思うということだそうです。 

このような動機で、人は特定の他人に自分の位置を知らせている。 
だから写真撮影は「撮った写真を共有する」から「共有するために撮る」時代へ転換しているのだと。

なるほど。 

そう言うと私も今朝、LINEでスタバなうとつぶやいてました。
池田さんの鋭い分析が、自分を見透かしているようで恥ずかしい限りです。

今日もお疲れさまでした。
おやすみなさい。

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あの…

あの…

わざとですか?

 

それとも
寝とぼけてたの?

 

 

それにしてもちょっと
ひどかないですか?

 

 

 

そりゃあ私の足は太いです。

 

 

だからと言って…

やめてください。

 

 

 

 

飼い主の足に
オシッコかけるの (-_-メ)

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トマト

正直に言いますと私はあまりトマトが好きではありません。

そのルーツはたぶん、赤ちゃんの頃にさかのぼります。
うちの家はそのころ兼業農家で当然トマトも作っていました。
そして私がまだミルクを哺乳瓶で飲んでいるころ、母はミルクの代わりにトマトを絞って飲ませてくれたそうです。
その頃のトマトはほんとに青臭いにおいがしましたし、それもあってきっとトマトが好きでなくなったと思うのです。

ところが、最近はあの青臭さがないトマトが主流となりだんだん食べられるようになりました。
特に冷やしたトマトをスライスし、お砂糖をかけると立派なデザートになることを発見。
それ以来、冷やしトマトのスライス砂糖添えは私の夏の定番です。

ところで、トマトには悪酔いを抑える効果があることをご存知でしょうか?
ある実験によると、お酒と共にトマトジュースを飲むと、アルコールの吸収が3割も抑制されるとか。
ちょっと苦手ですが、飲み会の前にはウコンの力とともにトマトジュースも飲むようにしています。

ペルーからメキシコを経て伝来したトマト。
この可愛らしい野菜をたくさん食べて暑い夏を乗り切りましょう。

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だんじょの水

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うちの会社から南へ約400mほどのところに小さな祠があります。
仏様が安置されその足元から水がこんこんと湧き出ています。

ここは昔から「だんじょの水」と呼ばれ親しまれています。

この近くに護国寺という日蓮宗のお寺があります。
ここは「山科檀林」と呼ばれる修行道場でありました。
「だんじょ」とは地域の住民が「山科檀林」を「檀所」と呼んだことに由来します。

この水は、付近が水不足で困っていたため1690年に村人と「檀所」が一緒になって用水工事をしたものだそうです。

山科駅前再開発や地下鉄東西線の工事で一時水が枯れ、とても残念でなりませんでしたが、その後にまた水が湧き出るようになったそうです。
お近くに来られた際は一度、「だんじょの水」に手を浸してみませんか?
先人の思いを感じ取ることができるかもしれません。

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浜風屋台 防波亭

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最近、私の会社がある山科駅周辺で飲食店が数多く出店され、夜になると飲食店目当てのお客さんが大勢いらっしゃるようになりました。
そこで、少しずつ紹介していきます。

まず最初は「浜風屋台 防波亭」さんです。
ここは近くのお寿司屋さんの息子さんが開店されたお店ですが、特にお魚が美味しいと評判です。

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連日盛況で予約をしないと入れない人気店となっています。
山科へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

浜風屋台 防波亭

京都市山科区竹鼻竹ノ街道町43
電話 075-595-0055

地下鉄東西線山科駅 徒歩3分
京阪京津線京阪山科駅 徒歩4分
JR山科駅 徒歩4分

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ケッカンのない人間

先日、病院で検査のため血液採取となりました。

大きい体してるくせに私は注射・採血がいやなんです。
もっと言えば大嫌い。

採血は担当医とインターンさんみたいな方がこられました。

まず右手の関節あたりでチャレンジ1
「ん?血液でませんね…」って先生は余裕の表情。

次は左手の関節あたりでチャレンジ2
「おかしいなぁ」先生すこし焦り気味。

チャレンジ3は「先生。僕がやってみます。」とインターン先生。
2の横約1cmくらいに針をズブリ。
若いから思い切りいいですね。でも針から伸びたチューブは透明のままだし。
「おかしいなぁ…」と言いながら針を抜かずに角度をかえ深さを変えてズブズブ刺されます。

ここで改めてお知らせします、
私は注射・採血は大嫌いなのです。

たまらず「エヘン」と咳払で「やめて」信号を送るも、変に生真面目なのか集中力がすごいのかそのポイントに固執されました。
しかし結局失敗。

「仕方ない。」ひとりぼそっとつぶやくと、そのあと左右の腕や手首、果ては手の甲まで合計8カ所挑戦されました。
けど結局ひとつも成功しませんでした。

とうとう、最後に二人して「血液採取は今度にしましょう。」ですって。

私って本当はケッカンのない人間なのかもしれません(笑)

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自治会の危機

昨日は大塚小学校で「ふれあい大塚夏まつり」が開催されました。
長年開催されてきた行事ですが、実は今年は少し事情が変わってました。

実は役員の高齢化に伴う負担軽減などを理由に、自治連の役員会で夏まちりは中止することに決定していました。
しかし行事がなくなると寂しいとか、子供たちが楽しみにしているなどの声が自治連に寄せられ、急きょ規模を縮小しての開催となりました。
役員さんたちの努力で、どの部分が縮小されたのかわからないほど今年も盛大な夏祭りとなりました。

一方で今後も続けられるかは予断を許しません。
それは自治会の組織率の低下と高齢化です。
このような大規模な行事には多くのお世話役が必要です。
現在、学区の役員さんの年齢は70代が中心。
近い将来引退されることとなります。
しかし、そのあとを担う人が極端に減っています。
高齢化とともに自治会に入会されない方が増えているためです。
私が数年前に副会長を務めた際、うちの自治会は350世帯ありました。
しかし現在は200を切っています。
転居されたわけでなく役員をしたくないというのが一因のようです。
実際、今の役員さんも同じ人が複数の役をもち、へとへとのなって何とか自治会を支えているというのが実情です。
このような状況が続くとやがて人材は枯渇し、大規模な事業はできなくなります。

以前、町内の運動会で自治会に入っていないのに運動会に出場して景品をごっそりもらっていく人への対応についてが真剣に話し合われました。
せちがらいことですが、利益は得るが汗はかかない という人がふえればどんな団体でもひとたまりもありません。

何かあれば向こう三軒両隣にお世話になることとなるのですからぜひ多くの人が自治会に加入され、地域の活性化に貢献していただきたいなぁと思います。

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