舞鶴の赤レンガ倉庫群でプロジェクション・マッピングが開催されました。
プロジェクション・マッピングとは投影される対象、今回の場合は赤レンガの建物にぴったり合うようにコンピューターグラフィックスなどの映像が映し出される芸術です。
舞鶴の港に夜の帳が降りると、古い赤レンガの建物に前衛的な動画が写しだされます。
様々な色の光が形を結び、流れ、消えてはまた現れる…
大きな建物いっぱいの映像が圧倒的な迫力で見る者を魅了しました。
このイベントは舞鶴の街おこしのイベントです。
古い建物にカフェを作ったりコンサートをしたり、いろいろな工夫で赤レンガの魅力を発信されています。
現在、京都市は大勢の観光客であふれかえっています。
それは多くの寺社仏閣があり、さほど努力をしなくても観光客が来ていただけているという一面があることは否定できません。
しかし、この舞鶴のように、そこに住まう人が努力し新しい魅力も発信していく姿勢を見習わないといけない。
そうしないと、いつか京都は飽きられてしまうのではないか、魂のこもった美しい映像を見てそんなことを思ったりしました。
昨夜は爽やかな海風とともに、美しいものを見ることができてとても幸せな時間でした。