渡辺淳一さんのベストセラーに「鈍感力」ってのがあります。
小泉首相が内閣支持率に一喜一憂するな、鈍感力が大切などと発言したことでも有名になりました。
一時、「○○力」という造語が流行っていましたね。
そんな中に「夢力」っていう言葉がありました。
夢を見る力とでもいう意味でしょうか。
確か重松清さんの短編小説だったかな。
「もしも」について語られたものがありました。
内容はよく覚えていませんがこんなこと仰っていたと思います。
子供の頃は「もしも」は未来のことばかり。
しかも「もしも」がいっぱいあった。
子供に「もしも」がなくなれば随分つまらなく思えた。
しかし、だんだん大人になるにつれ、その「もしも」の後が続かない…と。
子供の頃の「もしも」に続くのはたぶん「夢」だったんでしょうね。
その夢の多くをパチン、パチンと風船がはじけるように失望にかえて人は大人になっていく。
だから大人の、「もしも」に続くものは夢の抜け殻である「後悔」。
もしもあの大学に合格していれば…
もしもあの会社に就職していれば…
もしもこの人と結婚していなければ…
もしもあの人と結婚していれば…なんてね。
やはり大人も夢を持とうではありませんか。
子供から夢力がないなんて言われる大人は、たぶん輝いてはいないと私はおもいます。
皆様の夢はなんですか?
私の夢?
それはナイショです(笑)
でもちゃんと持っていますよ。いつも心に。
さて、明日も頑張りましょう。
おやすみなさい。