先の統計で日本人の平均寿命が延び、男性も80歳を越えたとのことです。
長寿は大変喜ばしいことです。
しかし、うちの母のように寝たきりになると、本当にかわいそうです。
昨日も夜に付き添いをしていました。
体はほとんど動かず、最近は瞼を開けていることもまれです。
もしかしたら眠っているのかしら…
そんなことを思いつつ、先日の熱海の出張話などを耳元で話しました。
しばらくして、母の目から涙が流れているのに気がつきました。
話はすべてよく理解している。
なのに体は動かず長い長い時間を寝たまま過ごしている。
そう思うと苦しくて泣けてきました。
人間には寿命の他に、健康寿命というものがあるそうで、この統計による男性の健康寿命は70歳だそうです。
とすると10年は介護を必要としつつ生きるわけです。
考えたら私もその健康寿命まで15年。
焦ります。
できるだけ健康寿命を寿命に近づけるよう、健康管理をしないと、と感じています。
それがこの世に生を与えてくれた親への最大の感謝であると思うのであります。