良寛さま

以前、日経新聞の「春秋」に良寛の句がのっていました。
日経はこの句を引用してえん罪がおこる背景に検察が裏をみせないことを指摘しています。
でもそれってこじつけで、実は恋の歌なんじゃないかな。

裏を見せ
表を見せて
散る紅葉

必要最小限のものしか持たず、日々の糧を乞食でしのいた69歳の老僧 良寛は、29歳の貞心尼と恋に落ちます。
この恋は僅か数年しか続しません。
良寛が73歳で亡くなるからです。
この句は、良寛が亡くなる前の大晦日に貞心尼あてた句であるとか。
自分のよいところも、悪いところもすべて知った上で受け入れてくれた幸せを、貞心尼に伝えてるんでしょうね。

人の幸せは物なんかではなく、心の充足こそ一番である。
良寛様の生きざまから、そんなことを感じる私なのであります。

wahaha について

高山株式会社 代表取締役  高山行政書士事務所 代表
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