BSに酒場放浪記という番組があるのをご存じですか?
吉田 類さんというおじさんが、毎週色んな酒場を訪問し飲み食いするという番組です。
なんとあんちょこな と、お思いになられたのでは?
確かにあんちょこなんです(笑)
番組はこんな風に進んでいきます。
先ず、吉田さんはたいてい「ご常連さん」でいっぱいの店に入り、店主におすすめなんぞを聞きながらツマミと酒を注文する。
飲む前に「ご常連さん」と乾杯を交わすのがルール。
よそもんですが仲間にいれてくださいの意味を込めた挨拶ですね。
この番組で吉田さんがマジで飲み、マジで食べます。
だから番組が進むにつれて、吉田さんの顔が赤くなり、会話もだんだんろれつが回らなくなってきます。
ご常連さんをつかまえて「それ何ですが? 美味しそうですねぇ」などと声をかけるもんですから、かけられた方は仕方なく(と、私は思っていますが )、「一口いかがです?」とちゃっかりおよばれしたしりもしてしまいます。
そして番組の最後に吉田さんが「飲み足りないのでこのあたりをぶらぶらして帰ります。」と言い残し、自作の川柳と共に後ろ姿でどこかへ去っていく…
つづく
みたいな番組です。
水戸黄門と一緒で偉大なるワンパターンですが、ついつい一緒に飲んでいる気分になれるのが楽しく、私はこの番組が好きなんですね。
ところで串と言えば関西は焼き鳥ですよね。
酒場放浪記に頻繁に出てくるのですが、関東では串と言えば焼き豚(やきとん)なんだそうです。
以前から一度食べてみたいと熱望していたのですが、本日やっと念願が叶いました。
東京出張の帰り、乗り継ぎの立川で途中下車して焼きトン屋さんへ。
当然ながら何が美味いかわからないのですが、お店の人に任せるのが一番。
てこと「おすすめを5本ほど」と、注文しました。
出てきた串は想像以上にうまく絶品でした。
また1本が120円っからと、お財布にはとても優しいんです。
まさに庶民の味なんですね。
近くにあったら絶対に「ご常連」になるぞ!と確信するほど美味しかった。
だから、ついつい食べすぎてしまいました。
焼きトン 恐るべし!
とりあえず明朝は体重計に乗らないことにします!