昨年の台風18号の時、私が50年以上住んでいるこの山科で、初めて川の氾濫に遭遇しました。
私が担当する消防団の区域でも、家の中に土砂が流入したり、道が浸水して自動車が水没したりと、びっくりすることの連続でした。
その際、数十年に一度の豪雨とのことでした。
しかし、今日も時折 京都ではバケツをひっくり返したような豪雨が降りました。
度々こんな雨が降るのなら、次第に 数十年に一度→数年→数か月→普通の雨になりそうな予感さえします。
かつて、地球の温暖化という言葉を耳にしたとき、暖かい冬にそれを実感したものです。
しかしこのような異常気象を体験するにつけ、今あらためてCO2の削減に真剣に取り組まないといけないと感じます。
私が青年会議所の現役時代である1997年12月、第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)が京都で開催され、「京都議定書」が結ばれました。
今一度、削減目標を達成するために、改めて我々が真剣に取り組む必要を感じます。
だって、CO2削減なんて、どこかで誰かがやってくれることじゃなく、我々一人一人の取り組みの総和が反映されるのですから。
豪雨を窓の外に見ながら、そんなことを思いつつ、無駄な照明をひとつ消した私でした。