先日お話しした会社の周年祝賀会で初めて聞いた楽器があります。
それは琵琶湖に生えるイネ科の植物 葦(よし)を使った「よし笛」です。
よし笛、それは琵琶湖の湖面を駆け抜ける風のように澄んだ清々しい音色でした。
演奏されたのは「デュオ湖風音(こぶね)」さんという、よし笛とギターのデュオでした。
残念ながら演奏の映像が見つからないので、他の方の演奏です。
音色はこんな感じ。
葦は琵琶湖の沿岸に多く自生し、魚や鳥を育むゆりかごの役割を果たしてきました。
また古くから屋根を葺いたり、よしずとして日よけに使ったり、また夏障子に使ったりと、私たちの生活にもずいぶん役立っています。
私も よし笛が欲しくなりました。
琵琶湖のほとりに腰かけて吹いてみたい。