今年度から私は民生委員をさせていただいております。
仕事を持ちながらの活動は正直きついです。
でも、担当するお宅を訪問させていただきながら思い出すことがあります。
それは、父が大けがをして2年間入院したあと、障害者になったころのうちの家庭のこと。
本当に大変でだった両親。
今のように福祉が充実していたらもっと楽であったろうに…
今日の生活費がなくて、裏庭で作っっていたシイタケの原木を小さく切って栽培用サイズにし、病院で入院患者に売って生活費を工面した母。
あのとき誰から助けてくれていたら、どんなにありがたかったろうと、苦しい背中の背中を思い出します。
だから私は民生委員として少しでも私がお役に立てることがあったらうれしい、そんな気持ちで活動しています。
今日、あるお宅を訪問しました。
先日ご家族が退院され援助の手続きをしたお家。
前回の訪問時にはひどく散らかって荒れ果てていたのに、今日は清潔に掃除されていました。
生活とともにお気持ちが安定されたんだ。
よかった!
ちょっとうれしくなって帰ってきました。