蹴上浄水場「蹴上のつつじ」一般公開

今日は蹴上浄水場「蹴上のつつじ」一般公開の最終日です。

一度行ってみたいと思っていましたが、未だその機会がありませんでした。
今日を逃すとまた一年先になります。

4月末にひいた風邪をこじらせ、体調を崩しておりますが思い切って行ってまいりました。

蹴上浄水場は琵琶湖疎水の終端に当たります。
琵琶湖の水は水力発電で京都市民に電力を供給するとともに、その水はここで浄水され市民の飲用水となっております。

その蹴上浄水場を囲む丘にたくさんのつつじが植えられ、ちょうど満開のこの時期に市民に一般開放されます。

赤・ピンク・白に黄色…

美しいつつじたちの競演に思わず見とれてしまいます。

つつじのトンネルをくぐり浄水場内を散策すると新しい発見がありました。

与謝野晶子の句碑です。

その昔、蹴上の浄水場あたりに「辻野」という旅館があったそうです。
与謝野晶子と鉄幹が逗留し、そこで詠んだ句が辻野の跡地あたりに句碑として残っておりました。

御目ざめの鐘は知恩院聖護院
 いでて見たまへ紫の水

東山三十六峰とよばれる美しい山々は朝日に照らされ紫に霞む。
そこから流れる清らかな水…

山紫水明という言葉で表される京都ですが、与謝野晶子の「紫の水」とはそんな清流を詠んだのでしょうか。

久々に写真を撮影し、体調不良を忘れる大変楽しいひとときとなりました。

さて連休も終わります。
明日からまた頑張りましょう。

wahaha について

高山株式会社 代表取締役  高山行政書士事務所 代表
カテゴリー: 1 京都のこと パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください