戦争を知らない子供たち

大阪万博の翌年に大ヒットした曲「戦争を知らない子供たち」
歌っていたジローズの杉田二郎さんは高校・大学の先輩です。

それはさておき、70年代は「戦争」をテーマにした歌が若者の間でヒットした。
戦争は知らなくても、戦争を体験した世代によって語られた数々の悲劇を通し、戦争が歴史の彼方にしまい込まれず、むしろまだ戦争を共有していた時代でもあったからかもしれません。
戦争を体験された先輩方から見られて、画面を通して放映される他国の血で血を洗う争いはどう映るんだろう…
それらをどこか他人事として傍観している私たちは、このまま無関心を演じているだけでいいのか?
何もできるわけではないけれど、それでも心がざわつくのは、かつて戦場へ赴いた方から「戦争は何があっても起こしてはいけない。」
そんな言葉を聞いた世代だからからだと思います。

話を「戦争を知らない子供たち」に戻します。
「戦争を知らない子供たち」には、それに対峙する存在として 「戦争を知っている大人たち」がいました。
私にとってはそのころの大人って、背筋をピンと伸ばして圧倒的な強さと優しさを持つカッコいい尊敬の対象でした。

時を経て、自分が大人と言われる年代になった今、自分は若者にどんな背中を見せているんだろう…
そう思って客観的に自分を見ると、やっぱりまだまだダメですね。
もっと自分を厳しく律しないと、とても尊敬される大人にはなれません。

人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり…
もうその時すら超えてしまっているのですが、人生の第四コーナーを曲がった今こそ、もう一度自分を整えないといけない。
そんなことを思う今日この頃です。

★「戦争を知らない子供たち」★

wahaha について

高山株式会社 代表取締役  高山行政書士事務所 代表
カテゴリー: 5 エトセトラ パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください