共同住宅では音はつきものなんです。
特に木造となると多かれ少なかれ隣や上下の部屋の音が聞こえます。
音も問題は、その大きさもさることながら、誰が出した音かで、音が気に障るか否かが変わってくるから複雑です。
もう20年近く前になりますが、先に居住された方が、後から入った方が転居の際挨拶が無いことで感情を害し、その人の部屋から漏れ聞こえる音すべてに過敏に反応されるケースもありました。
でもモノは考えようで、音が聞こえることが命を救うケースもあります。
NHKのTVで、ある公団住宅で孤独死が相次ぎ、問題になっているという番組が放送されました。
古いけれど鉄筋コンクリートの団地です。
木造より遮音効果が高い。
だからこそ、隣に気づかれずに放置されるケースも多いのではないかと思います。
ある物件では男性が病気の発作で倒れられ、物音に気付いた隣人が救急車を呼んで命拾いされたケースもあります。
音の問題
これは良好な人間関係を築けば、かえってお互いを支えあうシグナルになると思うのであります。