今日は朔日。
いわゆるお一日です。
近江八幡の商家では毎月のお一日は、一汁一菜の食事をとるとか。
それは毎月一日に、先祖の苦労を思い、贅沢を戒めるためであるそうです。
さすがは近江商人。
そうして、家の伝統と質素倹約して気張るという哲学を代々繋いでいるんですね。
そういえばうちも、父の代までは全員で食卓を囲んでの食事でしたから、食事の際に両親から先祖のことや人生訓などいろいろな話を聞かされて大きくなりました。
しかし、私の代では子供の塾だクラブだ、私の経済団体や地域の活動だといろいろ理由をつけて家族全員で食卓を囲まないことが多くなりました。
これはいけませんね。
やはり太古の昔から食い物を分配することが家族の原点。
遅きに失しはしますが、できる限り家族そろっての食事を心がけたいと思います。