琵琶湖の水を京都に引いて発電や飲用水に利用する。
その発電した電気で市電を走らせ、町を電化して近代化をはかる。
明治の大事業の要が、山科盆地の北端を東西に流れるこの琵琶湖疎水でした。
疎水は私の大好きな散歩コースでもあります。
すぐそばまで山が迫っていることもあり、野性動物にも遭遇します。
イノシシ注意の看板が立っているほどですし。
散歩中、道傍を見るとイノシシが餌を求めて掘り返した跡がたくさんあります。鹿や猿の目撃情報もあります。
昨日は鷺が私を先導してくれるかのように、少し先を着かづ離れず飛んでくれました。
野生の動物もまた、共に生きる仲間です。
都市とその周辺は人間のみが生活すると言う傲慢さをすて、お互いが共生する場であることに思いを馳せながら生きることってとても大切ですね。